みどりの審議会での議論から

弁天町のエノキの木は、保護樹木として長年管理されてきましたが、いろいろな経緯があって、保護樹木指定が解除されてしまっています。そのときに、新宿区がみどりの審議委員として委嘱した樹木や景観の専門家たちが、非常に残念である、と以下のような発言をしています。

S委員
・・・この山の手の台地と、それから神田川やなんかの河川という形で、がけとか坂とかが多い新宿のまちであれば、やはり宿命的なニーズだと思いますし、地域のシンボルとしても相当立派なものだと思いますので、ソフト、ハードを含めてぜひ検討していただいて、新宿らしさを残すという意味での施策につなげていただければ、すばらしいことだなというふうに思っております。

S委員
・・・剪定前の木を見ていると、やっぱりすばらしいエノキですね、これね。本来のエノキの形、東京都内でこれだけ残っているというのは、なかなかないのではないかと。樹木医的な立場からいえば、ぜひ残してほしいと思いますけれども、まあ生育基盤をどう整えるか、人々の安全も含めて、日常生活ね。そこら辺を、今の制度の中ではちょっと難しいんでしょうけれども、このエノキを通して将来そういうものが出てきたらどうするかということは、やはりかなり焦眉の急ではないかなというふうに思いますね。・・・これもひとえにあれだけの立派な木があって、何か2本が均一になったみたいな話もありますので、そういう点でもすばらしいのかなという希望的な部分ですけれども、そんな感じをいたしました。

Sa委員
ちょっと見せていただいていて、やっぱり都市の骨格のみどりって、当然崖線とかああいうものが非常に目立つわけで、緑被率は同じだけれども、緑視率でいくと、やっぱり都市の品格というか、貴重なわけですよね。なので、ちょっと私も、何でこういう研究が余りやられていないのかなと今思うんですけれども、やっぱりそういう崖錐の緑地というのをもっと長期の目で、何かいろんな、保護樹林にしてもそうなんですけれども、ちょっと別な角度で、技術開発も含めて、それこそ個人でできるようなものじゃない額ですし、規模なのに、区全体の骨格のみどりとしてすごく目立つものなので何か研究したいなと思います。

木自体の立派さ、また都市の品格としての価値が指摘されています。

資料:平成22年度新宿区緑の推進審議会第一回議事録

                                                        (投稿by KY)
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

むくのき・えのき

Author:むくのき・えのき
都心 新宿区の街なかに残されたエノキ(ムクエノキ)の巨樹を何とか残したいと地域住民で立ち上げた会、「巨樹の弁天町エノキを愛する会」の活動ブログです。署名をお考えの方は、http://www5e.biglobe.ne.jp/~natsu86/からPDFファイルが手に入ります(印刷してお使いください)。弁天町のつぶつぶカフェさん(http://tubutubu-cafe.net/)でも署名ができます。仲間も募集中です!関心ある方は、mukunoki.enoki@gmail.comまでご連絡ください♪

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ようこそ
ムクエノキの写真あれこれ
リンク
ブロマガ購読者向けメールフォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR